幻冬舎
【第1巻】当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか?
【第2巻】当麻の評判は日ごとに高まった。そんな時、近江大の実川助教授から二歳の幼児の「肝臓移植」を手伝って欲しいと頼まれる。一か八か、残された方法はそれだけだった。快諾する当麻だが、抜け駆けは許さんとする他の外科医の妬み、手術の失敗を恐れる大学病院の保守的な壁にぶつかってしまう。風前の灯となった生命を前に当麻たちの苦闘が始まる。
【第3巻】肝移植を待ちわびる幼児の心臓が停止、小さな命は消え入らんばかりに。当麻も駆けつけ緊急手術が始まる。だがその時、当麻のもとに脳腫瘍に冒されていた母が危篤との知らせが入り……。
【第4巻】実川は一躍マスコミの寵児となり、母親と一緒に映る幼児の元気な姿が新聞を賑わした。だが喜びも束の間、容態が悪化していく。この手術の成功に定年後のポストがかかった卜部教授は、最悪の結果となった場合、当麻の手術に原因があったと発表しろと実川に言い渡す。折しも幼児の心臓が停止した。果たして、この小さな命を救うことはできるのか。
【第5巻】卜部大造が急死した。すぐに後任の教授選が始まり実川も名乗りを上げる。折しも、実川のもとに脳死肝移植の依頼が飛び込んだ。成功すれば間違いなく教授の座を射止められるが、失敗すれば万事休すだ。一方、当麻の身辺も慌ただしくなる。翔子の父大川町長は肝硬変が進んで危篤に陥った。当麻は肝臓移植が救命し得る最後の手段だと告げるが…。
【第6巻】前人未到の脳死肝移植を成功させた当麻は、達成感に身を震わせた。しかしそれは激しいバッシングの始まりでもあった。院内の医師からの抗議、県警からの査問、肝移植研究会の除名勧告など予想外の出来事が起きる。理解者だった島田院長も、近江大が医師派遣停止の通達をするや支え切れなくなる。孤立を深めた当麻は、ついにある決断を下す?。
著:大鐘稔彦
サイズ:15.2×10.2×1.4cm/冊
文庫本
母親を亡くしたばかりの川畑隼人は、引っ込み思案な十二歳。ある日彼は、真っ赤なアルファロメオを乗りこなす七十歳の靴職人と出会う。だけどそいつは、かなりの偏屈ジジイ…。出会うはずのない二人。出会っても通じ合うはずのない二人。そんな彼らが、徐々に心を通わせていく。衝突を通して成長する二人の姿が胸を打つ感動のロングセラー。
著:桂望実
サイズ:15.2×10.4×0.7cm
文庫本
カバーに汚れあり
極道も震え上がる巨漢と膂力。凶暴、絶倫、酒豪、博徒。実在の父親をモデルにしたひとりの業深き男の激烈な死闘と数奇な運命を描く空前にして絶後の最高傑作1368枚! 第11回山本周五郎賞受賞作。
著:梁石日
サイズ;19.3×13.5×3.4cm
ハードカバー
カバーなし
最後のページに割れあり
進学校である松山東高校になんとか入学した悦子は、女子ボート部を設立し、初心者ばかりの仲間を集め、エネルギーをボートに注ぐ。「自分の居場所」を見つけ、張り切る悦子だったが、貧血と腰痛に見舞われ、大事な大会直前、ボートが漕げなくなってしまう。若さゆえの焦燥、挫折、淡い恋心…。「あの頃」を切ないまでに鮮烈に描く傑作青春小説。松山市主催第四回坊ちゃん文学賞大賞受賞作。
著;敷村良子
サイズ;15.2×10.3×1.2cm
文庫本
カバーに少し色あせあり
少しヤケあり
陸上部で怪我をして自棄になっている遠子のクラスに転校生の千絵がやってきた。複雑な家庭の事情も屈託なく話す千絵に、遠子は不思議な魅力を感じる。二人の友情と成長を描いた「あかね色の風」。大好きなクラスメイトに手紙を出そうとする愛美の純粋な想いを綴った「ラブ・レター」。思春期の少女達の揺れる感情を照らし出す、青春小説の金字塔。
著;あさのあつこ
サイズ;15×10×1.1cm
文庫本
平凡で穏やかに暮らせる「ふつうの幸せ」こそ最大の幸福だと、今、人々はやっと気がついた。雇用、医療、介護など社会のセーフティネットは重要だけれど、自分の外に求めるだけでは、人生はいつまでも満たされない。「ふつうの幸せ」を手に入れるには、「私が私が」という自慢競争をやめること。お金、恋愛、子どもにしがみつかないこと。物事の曖昧さ、ムダ、非効率を楽しむこと。そして他人の弱さを受け入れること―脱ひとり勝ち時代の生き方のルールを精神科医が提案。
著;香川リカ
サイズ;17.4×11×1.2cm
文庫本
作;村上龍
絵;はまのゆか
出版年月;2010.03(2014.10版)
ページ数;561p
サイズ;26.4×19×2.7cm
ハードカバー
カバー付き
*「有利な道」ではなく「生きのびる方法」を見つけるために
●13歳からの進路として・・・
・高校(普通科、農業、水産、商業、工業、
家庭、看護、総合高等学校etc…)
・高等専門学校(商船、航空、電波高専)
・フリースクール
・高等学校卒業認定試験
・公的職業訓練施設(全学科一覧、全国施設所在地)
・大学(学問の分類、学部学科を選ぶ)
・大学院
・専門学校(多様化する多彩な学科とそのイメージの持ち方)
・通信教育
・資格予備校
・奨学金制度について
・自衛隊(自衛官として働くということ)
など、各進路の詳細なデータと解説が満載。
社会の中で生きのびる、つまりサバイバルしていくのは簡単ではないが、しかし、対応策がまったくないわけではない。その対応策の可能性を探るために、この『13歳の進路』は作られている。
作;村上龍
絵;はまのゆか
出版年月;2010.03(2013.11版)
ページ数;175p
サイズ;26.4×19×1.3cm
ハードカバー
カバー付き
平素は、無意識に呼吸しているので気づかないが、大きな商談や昇進をかけた試験など、人は障壁を感じると、脳から呼吸を浅くする指令が出る。そうなると、ふだんの能力の10%程度の力しか発揮できない。だが訓練次第で深い呼吸ができるようになり、脳は活性化、限界を超えて潜在能力をフルに発揮する。たった3分間のトレーニングで「逆腹式呼吸」をマスターすれば、好きな時に「火事場の馬鹿力」が出る。
著;金森秀晃
サイズ;17.3×11×1cm
文庫本
大学院生・祐一郎の妹は、十五年前のある朝、忽然と消えた。必死にその行方を探した家族も、七年前の父の死から、母は新興宗教にのめり込み、弟は発狂していく。なんとか家族を支えようとする祐一郎だが、SMの女王様ナオミと出会ったことで封印してきた性欲が決壊し、急速に何かが変容し始めていた……。衝撃の話題作、文庫改稿版。
著;田口ランディ
サイズ;15.3×11×1.6m
文庫本
汚れ、色あせあり
著;久坂部羊
サイズ;15.2×10.2×1.6cm
文庫本
みんな、しあわせなのだろうか。「考えるだけ無駄か。どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても」。対人恐怖症のフリーライター、NOと言えないカラオケボックス店員、AV・風俗専門のスカウトマン、デブ専裏DVD女優のテープリライター他、格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。下流文学の白眉。
著;奥田英朗
サイズ;15.3×11×1.4cm
文庫本
汚れあり
勤めていた会社が突然倒産し、恋人にも振られてしまった琴子。生まれ故郷には帰りたくないけれど、就職活動は連戦連敗。そんな彼女にも、パーティでは新しい出会いが待っていた…。「私を求めてくれる場所」を探し、まっすぐ前向きに奮闘する姿を描いた爽やかな長篇小説。
著;唯川恵
サイズ;15.3×11×1cm
文庫本
テープの跡あり