バツイチの利保子は、4人の男と付き合っていた。好みの顔をした年下の里村、気前のいい吉塚、会話の楽しい小寺、体の相性のいい幸坂。ひとりに丸ごと求めるのではなく、気に入ったところだけを見ていれば、落胆することはない。それなりに楽しい時間が過ごせるのだ。そう思う一方で、つねに満たされない自分も感じていた。4人との関係にも少しずつ亀裂が生じ、最後に利保子が選ぶ道は…。著:藤堂志津子サイズ:15.3×10.7×1.2㎝文庫本