冬の炎(上)(下) 2巻セット
C$5.50
《上》美和子からの一本の電話で、桂木達彦はパリ行きを決意し一人旅立つ。パリはかつて70年代に新聞記者として活躍し、杏子との深い思い出の場所でもあり、サイゴンで親しくしていたテュエットが住んでいる筈の街でもあった。今はニューズ・サーヴィスの仕事をしている桂木の有能な秘書・信乃は密かに桂木に想いを寄せ、パリ行きを願う。かつての定宿に身をよせた桂木は信乃を呼び寄せる決心をする。
《下》信乃を迎えにシャルル・ド・ゴールへ向った桂木は、タクシーの中でヴェトナム人運転手から、自分があの戦争の深い部分を見過ごしていたことを知らされる。和服で空港に降り立った信乃は、やがて桂木に「私のために、あなたのヴェトナムを書いて欲しい」と言う。信乃を案内するうちに、二人はいつしか、杏子との想い出の地モレ・シュル・ロワンへと向かう。大人の愛を描いた、大人のための長編傑作。
著:髙橋治
サイズ:15.2×10.7×1.8㎝/冊
文庫本
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